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2019/01/04 19:21

『死』
永遠の闇の中に、つかの間の生の光を与えられた我々人類は、有史以来、
この一つのテーマを前にし畏れ、戦慄き、そして限りなく魅了されてきた。
この不可知なる死を超越せんがために、古えの賢人達はその意味を説き、
死に怯える我々から恐怖の桎梏を取り払い、この究極の命題を生きる人類に
救いの道しるべを与え続けて来たのである。
全存在を賭けて『死』を直視し、 身悶えするような格闘を経た末にこそ、
真実の『生』の光が輝くのだと。
『死』をひたすら忌避し、干からびた『生』を身に纏い、 虚飾の宴を繰り返す
亡者どもが跋扈するこの世紀末に、 サーティーン デザインズの銀のスカルが
妖美な眼差しを投げかける。
憤怒の表情が刻み込まれた髑髏の眼窩の奥底から煌めくその光は、
一皮剥けば同じ髑髏を持つ我々に、忘れかけていた根源的な何かを思いおこさせる。
これこそ死を見つめ続ける者のみが垣間見ることを許された『美』なのである。

1995年 ブランド創立
その数年前、日本ではスカルデザインのシルバーアクセサリーは国内ブランドとして市場には出回っておらず、海外ブランドのスカルデザインのシルバーが流行し始めようとしていた。
デザイナーの 小松代 徳繁 は、それ以前に沸いていたイメージから生み出された、唯一無二のスカルフェイスを国内市場へリリースした。
1996年
THIRTEEN DESIGNSを代表する「MAD SKULL」が誕生。
スカルの表情がリアルかつ重量感があり、独創的なスカルを創り出し若者に受け入れられて以来、現在でも当時からのモデルは需要が有り、未だ衰えを見せぬどころか、後には数々の新しい表情が創り出される事になる。(品番KR-1)
1997年
世界的ハードロックバンド、エアロスミスとの出会いをきっかけに、あらゆるファッション誌に登場し瞬く間に市場に広がりを見せた。
エアロスミスのギタリストであるジョー・ペリーとの親交も深く、彼愛用のモデル(品番KR-19)は、現在シルバーからゴールドへ素材を変え、ステージやプライベートのみならず数々のメディアで着用されている。
また、メンバー全員もTHIRTEEN DESIGNSの愛用者でもある。
1998年
ブランドの‘顔’でもある独特な眉間を寄せている表情のスカルが爆発的に売れていく中、今度は全く新しい表情のスカルフェイスをリリース。(品番KR-21)その顔はブランドコンセプトを覆すようだが、実は「生と死は表裏一体」との考えを込め、内面にそれを秘めたデザインを無表情により表現したスカルフェイスが登場した。
1999年
エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーより”龍の杖”が特注で依頼され制作にあたる。
これまでに無いデザインであるが、見事にブランドテイストを発揮し芸術的に仕上がった。以後、常に”龍の杖”を持ち続ける彼の姿も各誌面に取り上げられている。精巧に造られたペンダントトップも登場(品番KP-DRAGON)
また新世紀に向けて、さらにブランドコンセプトをシンボライズさせるかの様な「生の象徴」であるハートモチーフも登場。(品番LP-1 etc)
2000年 ハードロックバンド、モトリークルーのベーシストであるニッキー・シックスと出会う。 ![]() 2001年 ホラーをイメージしたスカルフェイスをリリース。その攻撃的な表情は進化をしている証となって専門誌を飾る。(品番NR-3) 数年前よりロックバンド、バックチェリーとも交流が深まっており、 この年にはボーカルのジョシュ・トッドのボーンネックレスが仕上がる。 パイレーツ風のトップを付け、目を引くアイテムとして彼のトレードマークと言うにも相応しいネックレスに仕上がっている。(品番KN-4) 2002年 東京の恵比寿にブランド初の直営店を構える。 2003年 女性をターゲットにしたユニセックスモデルを、Rest in Peace=R.I.P.シリーズとしてリリース。 ![]() 2004年 毎年新作をリリースする中、コアなファンの要望に応える為、カスタムプランを立ち上げる。 2005年 ブランド創設10周年を記念して、下アゴ付きデザインのスカルリングが登場。(品番TR-1 etc) 2006年 目標や希望を持つ全ての人が、より高みに上がれる様に願いを込めてウイングの付いたフライングスカルシリーズをリリース(品番FR-1 etc) 2007年 年々新しいデザインがリリースされる中で「人間には本来“心の目”が存在する事」=「進化⇔退化」をモチーフにした三つ目のスカルフェイスをリリース。 2008年 ブランド創立13周年を迎えたこの年は、13年目を区切りの年とし、ここからが新しいスタートと考え「原点回帰」をコンセプトにした「Starting point skull ring」(品番TAR-1)をリリース。 2009年 全てのパターンから革の裁断に至るまでをブランドが手掛けた、オリジナルデザインのライダースを13着限定でリリース。 同時期にブランドネームやアイコンをレザーパッチワークで施したパーカーも13着限定で発表。共に好評を博し完売に至る。 ![]() 2010年 ブランド初のイベントを開催。 2011年 数々のカスタマイスプランを発表してきた中で、シルバーアクセサリーの持つ造形自体をキャンバスとし、好きな文字を「打刻」する事を前提としてデザインされた「DEAD OR ALIVE」シリーズを新たに発表。 2012年 1999年 エアロスミスのギタリスト、ジョー・ペリーの依頼によって制作された”龍の杖” 2013年 100年に一度しかない「13」の年にエアロスミスの来日公演が決定 日本刀の製法で作られた刀身、ブランドの象徴とも言えるSKULLと”龍”が見事に融合した作品に仕上がった。 ![]() ![]() ![]() |
